事件の詳細(2026年4月16日発生・広島市安佐南区)
2026年4月16日(木)午後5時半過ぎ、広島市安佐南区大町東の商業施設の敷地内(アストラムラインと商業施設の間の道路)で、60代の男性が見知らぬ男からオレンジ色の液体をかけられる事件が発生しました。
被害状況
- 60代男性:目の痛みを訴え、重傷の見込みで病院に搬送されました。
- 50代女性と20代女性:のどの痛みを訴え、病院に搬送されました(液体が周囲に飛び散った影響)。
液体からは強い刺激臭がしており、目撃者や周囲の人にも影響が出たようです。 目撃者の通報と犯人の特徴目撃者から「男性が見知らぬ人にオレンジ色の液体をかけられた」と119番通報があり、消防・警察が駆けつけました。
犯人は白い服を着た身長約160cmの男とみられ、筒のようなものを持っていたということです。液体をかけた直後に逃走し、現在も行方不明です。 警察の対応広島県警察は傷害事件として捜査を開始し、犯人の行方を追っています(記事公開時点で逮捕・特定に至っていません)。
液体の正体については公表されておらず、刺激臭があったことから警察は化学物質の可能性も視野に調べを進めている模様です。
現在の状況(2026年4月19日時点)
この事件に関する新たな情報(犯人逮捕、液体の特定、追加被害など)は確認されていません。報道は16日夕方の発生直後の内容が中心で、追跡報道は続いていないようです。
液体の正体について
事件で使われたオレンジ色の液体は、**シンナー(塗料希釈剤)の主成分である「トルエン(toluene)」**であることが判明しました。
詳細
- 成分: 市消防局の検査で、液体からトルエンが検出されました。トルエンはシンナー系の揮発性溶剤(塗料に近いもの)で、オレンジ色に着色されたり混入された可能性があります(色合いの理由は公表されていません)。
- 性質: 引火性液体で、蒸発しやすく強い刺激臭がします。
- 毒性・危険性(厚生労働省基準):
- 劇物に指定されている化学物質。
- 蒸気を吸い込むと中枢神経系に影響を及ぼす恐れ(めまい、頭痛、意識障害など)。
- 皮膚や目・粘膜に直接触れると化学やけど・損傷を引き起こす可能性。
- 被害との関係:
- 60代男性:顔に直接かかり、化学物質によるやけどと強い目の痛み(重傷の見込み)。
- 近くの50代・20代女性:飛び散りや蒸気でのどの痛み・気分不良。
警察・消防の対応
- 事件直後、消防が現場を規制して簡易検査を実施。
- 4月17日に安佐南署の取材で「トルエン検出」が公表され、傷害事件として捜査継続中(犯人は依然逃走中)。
トルエンはホームセンターなどで入手可能な身近な物質ですが、犯罪に悪用されたケースとして警察が詳しく調べています。

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