ナイター照明用の銅線約200m盗難 被害額は約130万円

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事件の概要
  • 場所: 栃木県矢板市幸岡にある市営の矢板運動公園多目的グラウンド(少年野球など地域のスポーツに使われる多目的グラウンド)。
  • 窃盗日時: 2025年5月18日~19日。
  • 被害内容: ナイター照明設備用の銅線ケーブル約200メートル(時価約129万円~130万円相当)が盗まれた。
  • 手口: 地中に埋設されたケーブルをマンホールから一部切断し、車で運び出したとみられる。 
この事件は2回目の被害で、2024年11月ごろにも同じグラウンドで同様のケーブル窃盗が発生していました。そのため、事件発覚後からナイター照明が使えない状態が続いています。 逮捕された容疑者
  • 逮捕日: 2026年4月8日(埼玉県警による)。
  • 容疑者: カンボジア国籍の男2人(住所不定、無職)。
    • 1人はソァゥト・ロッター容疑者(31歳)(グループの中心人物とみられる)。
  • 窃盗の疑いで逮捕されました。 
容疑者の供述ソァゥト・ロッター容疑者は取り調べに対し、「大きなナイター照明が付いていたので、太くて良い銅線を盗めると思った」と供述しています。 市の被害状況と復旧計画
  • 影響: 2回の窃盗により、グラウンドのナイター照明が完全に使用不能。少年野球や地元企業の夜間試合・練習などができなくなっています。
  • 復旧費用: 2回の被害を合わせた復旧費用は約6000万円の見込み。
  • 復旧予定: 2026年度中。
  • 市の対応: 2025年2~3月にふるさと納税を活用したクラウドファンディングを実施し、約930万円を集め、復旧資金に充てる方針です。 
背景:大規模な銅線窃盗グループの犯行容疑者2人はカンボジア国籍の銅線窃盗グループのメンバーです。
  • 2026年1月に東京都日の出町の太陽光発電所から銅線ケーブル(約100m、98万円相当)を盗んだとして既に逮捕・起訴済み。
  • グループは北関東を中心に本州全域で100件以上の銅線窃盗を繰り返したとみられ、確認された被害総額は約1億5000万円
  • これまでにグループ関係者29人が逮捕されています。
  • 警察は余罪の全容解明を進めています。 
この事件は銅線価格の高騰を背景にした「銅線窃盗」の一例で、グラウンドや太陽光発電所などの夜間設備を狙った犯行が全国的に問題になっています。

グループについて詳しく

  • 構成: 主にカンボジア国籍の男女(21〜36歳程度)。住所不定・無職の者が多く、組織的に行動。
  • 規模: これまでに29人(男女)が窃盗などの疑いで逮捕・検挙されています。一部は起訴済み。
  • 中心人物: ソァゥト・ロッター容疑者(31歳)。グループの中心メンバーとみられ、複数回の犯行で主導的な役割を果たしたと警察は見ています。矢板市の事件でも「大きなナイター照明があったので、太くて良い銅線を盗めると思った」と容疑を認めています。
  • もう一人の最近逮捕者: メング・ポンローク容疑者(29歳)(矢板市事件でソァゥト容疑者と共謀)。一部の容疑者は黙秘しています。

このグループは北関東を中心に本州全域で活動。約100件以上の銅線窃盗に関与したとみられ、確認された被害総額は約1億5000万円(一部報道では1億4809万円など微差あり)に上ります。

犯行の手口と対象

  • 主な対象:
    • 太陽光発電施設(メガソーラーなど)の地中埋設ケーブル。
    • 運動公園・グラウンドのナイター照明設備の銅線ケーブル。
    • その他、夜間設備の太い銅線。
  • 手口: 夜間に侵入し、マンホールから地中ケーブルを切断・引き抜く。工具を使い、短く切断して車で運び出す。盗んだ銅線は金属買い取り業者に売却し、現金化。
  • 動機: 銅価格の高騰により、銅線が高値で売れるため。1回の被害額は数十万〜数百万円だが、復旧費用は設備全体の交換などで大幅に膨らむ場合が多い(例: 矢板市は時価約130万円に対し復旧費6000万円)。

例:

  • 2026年1月頃: 東京都日の出町の太陽光発電所から銅線約100m(98万円相当)を盗んだとして、ソァゥト容疑者ら4人が逮捕。
  • 新潟県胎内市などの太陽光施設でも同様の複数人による大規模窃盗(1.4トン超、時価200万円超)が確認され、別件でグループメンバーが逮捕。
  • 矢板市事件(2025年5月):約200m(129〜130万円相当)。グループの余罪として浮上し、再逮捕。

警察は合同捜査班(埼玉県警を中心に茨城・群馬など複数県警と連携)で捜査を進め、余罪の全容解明を継続中です。

その他の特徴

  • 換金ルート: 盗品売却後の現金の一部は「地下銀行」を通じてカンボジアに送金された疑いもあり、2026年3月には関連で女2人が逮捕されています。
  • 役割分担: 実行役(切断・運搬)、監視役、換金役などで分業していたとみられる。
  • 背景: 銅線窃盗は全国的に問題化しており、銅価格高騰が背景。グラウンドや太陽光施設は夜間無人・監視が手薄な場所を狙う傾向があります。

このグループの摘発は2025〜2026年にかけて進んでおり、29人以外にも関連捜査が続いています。個別の事件(新潟の太陽光施設など)は同じネットワークの一部または類似グループの可能性もありますが、報道では矢板事件関連で「カンボジア人で構成された銅線窃盗グループ」として一連で報じられています。

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